ボディービルディングはオリンピック競技になり得るのか

  ジムでトレーニングしているとテレビがついているのでちょこちょこみていますが、

いわゆるゴールデンタイムでもホントアホな番組ばかりで、ひどいの一言。

 あんなの毎日見ていたら絶対頭がボケるだろうな。あ、それが制作側の目的なのかな!?

なんてね。

 さて今日は「ボディービルディングはオリンピック競技になりえるのか?」という話。

結論から言うと200%無理なのですが、それを実現させようとしているのが日本のJBBFという団体。「ボディービルディングをスポーツとして広げていこう」と言うコンセプトは素晴らしいのですが、オリンピックとなると話は別。

 オリンピックはアマチュアのスポーツであり、ドーピング関連のチェックがめちゃくちゃ厳しい。

 ボディービルディングの本場といえばアメリカですが、あの超人ハルクのような肉体を作り上げる「味付け」としてステロイドを使用するのが当たり前の世界。

 プロとして生活している彼らに「クリーンになってオリンピックに出よう。」と言ったところでまさに馬の耳に念仏。

 JBBFが「俺たちはJOCに登録しているのだ」と見栄を切るのはいいですが、それがかえって自分達の足枷になっていると言うことも理解しているでしょうか?

 個人的に「ボディービルディングの審査なんて、審査員の主観が入りすぎて信頼できない」と思っています。コンテストの最終審査に残る人たちなんて、それぞれの体が凄いし、その人の体の強み・弱みがでるのがボディービルディングの面白いところ。一瞬の審査ではっきりとした順位をつけるほど彼らに差があるのでしょうか?

このような素朴な質問に対してエライ人は明確に答えられるのかな?

 今年の全日本だって個人的には今年は木澤さんが一番かな?と思ったけど、結局背が低くて映えない相澤選手が優勝ですよね?「伸びしろ」とかで点数つけちゃうのはおかしいと思いますけどね。

 な〜んていう議論が山のように巻き起こるわけで、オリンピックでそれをやったら、もう暴動になりかねない。

 すでに団体として機能していないのでは?とも感じていますが、日本の有望なボディービルディングの選手は外国に行かないと生活できない状況が生まれている現状。現場で頑張っている選手としてはストレスが溜まるのではないでしょうかね?




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